トミカのデミオの記事で書いたことがある、マツダの幻の高級車ブランド・アマティ。
レクサスやインフィニティ、アキュラと肩を並べる予定だったが、バブル崩壊で計画は白紙に。
そのため、最高級車となるはずだったアマティ1000は市販前にお蔵入りしてしまった。
そして、開発中止後に某スクープ誌がアマティ1000のスクープ写真を掲載した、と。
最近、過去記事の編集をしているので、デミオの記事からそのくだりは消えたが、秘境で探しておいた。
というわけで、バブル時代のマツダの壮大な夢の1台がアマティ1000。
トミカではアマティ1000をモデル化…してるわけない。もちろん、ダイヤペットにだってありゃしない。
世界中探したって、モデル化された話なんぞ聞いたこともない。
大きなセンティアという感じのスタイル。デザインは2代目センティアに活かされたのかも?
ここまで作っておきながらもったいないなあ…と思うのは素人の考えだろうか?
もっとも、好景気が続いたとしても、セルシオやインフィニティに勝てたかは微妙な気も…
本当は別のスクープ写真も見たような記憶があるのだが、今回の探索では発見できなかった。
次回の調査の時にも、引き続き探索してみたいと思う。
なぜ今回もバブルネタで引っ張ったかと言うと、今日はバブル時代のマツダ車を取り上げるから。
ダイヤペット マツダ323 1/40
1989年2月にデビューした7代目マツダファミリア。
3ドア/5ドアHBにセダンという、従来と同じ3タイプのボディで登場した7代目ファミリア。
しかし、3ドアと5ドアのHBは全くの別ボディになり、セダンもフロントマスクなどで差別化が図られた。
なかでも度肝を抜いたのが、アスティナというネーミングになった5ドアHB。
5ドアHBという概念を打ち破るスタイリッシュなデザインに、マツダのデザイン力の高さが表れていた。
このアスティナの後継車がランティスと聞けば、わかりやすいはず。
ダイヤペットでは90年3月にアスティナを販売したが、これは特注モデルのマツダ323。
一般販売より4か月先行して、ダイヤペットのコレクションクラブで販売されたものらしい。
もともと海外用の販促品に作られたのか、一般販売のアスティナも裏板は323表記になっている。
実車と同じように、のっぺりとしながら強い個性を持つフロントマスクをしっかり再現してある。
ナンバープレートはヨーロッパ車に良く見られる横長タイプになっている。
ダイヤペットらしく、赤一色のプラパーツで再現されたテールランプ。赤いボディだとちょっと損かも?
リアハッチは開かないが、そのぶんだけ再現度は高い。
4ドアクーペのコンセプトらしさが表れているサイドビュー。一般販売のアスティナはホイールが白になる。
フロントが浮き上がっているのが気になったが、個体差ではなく、すべて同じ仕上がりのようだ。
フロントドアのチリが悪いのも共通らしい。この詰めの甘さがダイヤペットらしいと言えなくもない。
ダイヤペットのアスティナは90年代の製品ということもあり、入手はそれほど難しくないはず。
323は専門店しかなさそうだが、アスティナはオクやリサイクルショップなどでもたまに見かける。
あの時代のマツダの勢いが感じられる1台として、スタイリッシュなアスティナはいかがだろう?
ちなみに、最近オランダのNEOというブランドから1/43のアスティナがリリースされたとのこと。
レジン製なのと、お値段に納得がいけばイイ買い物かも(7K+αなんて…)
http://item.rakuten.co.jp/auc-garagewan/neo43636/
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