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二日間、230セドリックのミニカーを取り上げたので、今日はカタログを紹介したい。
これまでに紹介してきたカタログ同様、230セドリックのカタログもヤフオクで入手した。
旧車やTLVNでの人気が過熱気味の感もある230セド/グロだが、カタログも例外ではない。
どんな車種でも70年代のカタログは割と競り合いになりやすく、1K~になることも多々ある。
その中でも高値安定の車種が初代~Y30までのセド/グロで、入手するまでに苦労した。
では、230セドリックの簡易版カタログを見ていこう。


発行年月の記載はないが、おそらく登場時の71年2月版と思われるセドリックのカタログ。
71年2月とした理由は…

左下のシールの“ハードトップ・4月1日発売”という文字から、HT発売前と推測したため。

1ページ目はセダンから始まる。今では230セドを“セドリック'71”と呼ぶ人はいないのでは?

表紙同様、イラストで描かれたセダンGLがどど~んと新型をアピール。

左上のイラストはセダンDX。下のミッション一覧によると、STDは3速コラムしかない。

次のページに進むと、インパネの説明もイラストになっている。

それでも、インテリアの豪華さをアピールするには、やっぱり写真となる。

一方のHTには“セドリックハードトップ'71”と、ストレートすぎるキャッチが付いている。

セダンと同じタッチなのに、かなりデフォルメされたGXが描かれている。

右上はHTの最廉価グレード、DX。それでも角型ライトのためか、パーソナルテイストが漂う。

HT-GXの豪華なインパネ。シフト前に鎮座している角型時計はカレンダー機能付。

日産とセドリックを長きにわたって支えたL型エンジンもイラストだったり

足回りのメカニズムもイラストで描かれるなど、一貫したセンスが感じられる。

ステレオ組込オートチューナー付ラジオにパワーアンテナなど、セドリックらしい豪華な装備群。
裏表紙にはスペックが載っているが


三面図が少々アバウトなところに60年代の名残が。
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